フッ素樹脂コーティング【耐腐食性・耐薬品性】をご紹介します

機能

耐腐食性・耐薬品性

耐食性の高い、ピンホールレスの厚い皮膜です。
耐腐食性・耐薬品性のライニングは、フッ素樹脂の膜を厚くする事で耐久性を向上させ、ピンホールレスの膜を形成し、薬液と基材の接触を防ぐことができます。 フッ素樹脂焼付ライニングは、耐薬品性に優れていますが、有機材料のため幾つかの条件が重なると膜の表面より薬液が浸透する場合があります。 このために膜厚を厚くする方法や耐浸透性に優れたグレードを使用することで、薬液が基材に到達するのを遅くして基材の寿命をより延ばし、長期間ご使用することが可能になります。

フッ素樹脂コーティングしていない場合の問題点

フッ素樹脂コーティングしていない場合の耐腐食性・耐薬品性の問題点として次のようなことが掲げられます。
1.薬品による基材の損傷
2.金属接触による純水性の低下

事例とその効果

フッ素樹脂コーティングにより、様々な耐腐食性・耐薬品性に関して効果・改善が期待出来ます。

事例とその効果

フッ素樹脂コーティング後のトータルメリット

耐腐食性・耐薬品性を考え、フッ素樹脂コーティングにを施すことにより、全体で次のようなメリットを得ることが出来ます。
・生産性の向上
・製品の品質向上
・メンテナンスの時間と費用の削減

対応表

◎優秀 ○優 △良

  非粘着 低摩擦 耐摩耗 耐薬品 最大膜厚 耐熱温度 材質
TC-236 500μ 260℃ PFA
TC-247B 1200μ 260℃ PFA
TC-237S ◎◎ 800μ 260℃ PFA
TC-237P ◎◎ 1200μ 260℃ PFA
TC-336 800μ 200℃ FEP
TC-427 1500μ 150℃ ETFE
TC-527 1500μ 140℃ ECTFE

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